(この日記は2011年12月31日の勤務中に書かれました)
routine bites hard な日々をおくっていたらもう大晦日です。
U2の曲で「All is quiet on New Year's day」という歌詞がありますが、当時のライナーで
「全てが静か 元旦は」
と訳されてたって本当なんでしょうか・・・「元旦」はねえだろ~ むちゃくちゃ日本じゃん
なので、僕はこの曲を聴く度に「元旦」と頭に浮かんできて、ついでに「元旦」と背中にかかれた革ジャンを着てステージでこの曲をヒロイックに熱唱するボノさんの姿なんかも浮かんできて、ウヒャヒャと笑ってしまうようになりました。
わたしは本日も仕事しております。やることがあまりないのでこうして日記とか書いています。こんな事を続けていたらそのうち仕事中に落盤事故にでもあいそうな気がしますが、別に炭鉱で働いてはいないのできっと大丈夫です。
ドイツのポップコーン野郎から買ったレコードがまだ届かないのでさっき郵便局に電話しましたが、誰も出ません。留守電のメッセージすらない。
なのでやることが無くなってしまいました!
そこでせっかくですから2011年を振り返ろうと思いますが、2011年は本当に大変で、不安に満ちた辛い一年だったので、振り返りたくないというのが正直なところです。
なんというか自分の無力感に苛まれた一年でした。
イーベイをやってても、高嶺の花のレコードはほんと、すげえ値段がついて手に入れられない。
無力感を感じます。
そこかよ。って話ですが、他にも無力感にいっぱい苛まれたのです。
昨年の年末の日記を読み返すと、偉そうにも「ある種の絶望を持って前に進まなければならない」みたいなことを書いてますが、結果的にその通りの一年になりました。
自然災害や人為災害、政治に対しても、ある種の諦念みたいなものが常につきまとっていたし、それは身近な人間関係、イーベイの入札額にいたるまでそれは同じでした。
カート・ヴォネガットの小説で多用される「So it goes.(そういうもんだ。)」という言葉がありますが、今年は怒りだとかなんだとかいうよりもそういう気分になることが多かった気がする。
まあそれはあまりにもかっこつけです。大戦中に連合軍によるドレスデン大爆撃(実は広島長崎よりも死者が多かったといわれる)を体験したヴォネガット氏だからこそ言えるせりふであって、僕にそんなことを言う資格は無い。
来年はもっと強気になりたい。怒っていきたい。20代も最後の一年、もうナイーブな青年ぶってかっこつけてる余裕はありません。
それでは皆さん!!!!!!
色々、すいませんでした!
よいお年を~
http://youtu.be/qNCveqVAqDw