まさかこんな日がくるとは。
Mark "BUTCH" Dobson
究極の7インチを求め、明日の「ヒットレコード」の発掘
る!踊れるレアソウルは変化し続けるという考え方を反映
mello souls-we can make it-mello
imperial c's-someone tell her-phil la soul
delegates of soul-ill come running back-uplook
charles mintz-running back-uplook
mr lucky-born to love you-stardom
cosmos universal band-third eye-atteiram
hamilton movement-she's gone-look out
fredrick hymes-time ain't gonna do me no favor-fab vegas
tolbert-i've got it-rojac
mellow madness-save the youth-mega
max staten-there she goes-prelude
new wanderers-ain't gonna do you no harm-ready
roy roberts-got to have your love-ninandy
sensations-demanding man-wayout
parliaments-this is my rainy day-cabell
profs-look at me-curr
hank hodge-eye for an eye-eye
robert tanner-sweet memories-magatone
bob & fred-ill be on my way-big mack
primers-how does it grab you-hale
lost soul-secret of mine-raven
fred & turbins-bernadine-cenco
little nicky soul-I wanted to tell you-shee
enjoyables-shame-shrine
tommy & the derbys-don't play the role-swing
saints-ill let you slide-wigwam
jean carter-I wanna know
diane lewis-you ain't got a chance
volcanos-love is alright
united four-you need love
まず、何だこのプロフィールより長いリストは!!!と度肝をぬかれますが、それはとりあえず置いといて、英国より世界一のノーザンソウルDJ、ブッチ氏の登場です!
緊張します!!!!!!!!!!!!!
まず、氏のことを紹介する前に、知らない方のために簡単にノーザンソウルという文化の持つある面についての解説が必要と思われますのでさらっといきます。(知ってる人はとばしてください)
英国のノーザンソウルというクラブ・カルチャーが持つもっとも特殊で、もっとも革命的だったと思われるいくつかの点のうちのひとつに、「顧みられることのなかった過去への、新しい価値の付与」ということがあげられると思います。
つまり、発表された当時は毎週のように産まれてくる革命的なヒット曲の影に埋もれてしまった、ローカルのミュージシャンが地元の小さなレーベルからリリースした、たぶんそのミュージシャンやその親戚とか以外誰も知らなかったんじゃないかというような曲や、有名なシンガーがたくさんリリースしたヒット曲の中で埋もれてしまった、まったくヒットしなかった異色スタイルの曲、のレコードをどこかから発掘し、プレイする。ただ知られていないというだけじゃない、一番重要なのは、そのうえに、その内容が、信じがたいほどにすばらしいのである。
よく「ノーザンはマニアックすぎてよくわからない」という声も聞きますが、どうしてこの曲が埋もれてしまったのか、と首をひねってしまうようなキャッチーな曲、なんでこんな曲が60年代・70年代に存在し得たのだ!?と驚愕するような、まるでオーパーツみたいな曲に、出会うことばかり、僕がノーザンソウルに出会ってそろそろ10年経ちますが(ヒヨッコです)、未だにびっくりしてひっくり返るような曲に出会います。
そういった知られなかった過去の発掘行為(DIGGIN')、クラブ・ミュージックのDJにとって今では当たり前となっている行為ですが、それが初めてひとつのムーヴメントになるまでに大規模に発展したのがノーザンソウルという文化だったといえます。
70年代にイングランド北部を中心に巻き起こったこのムーヴメントは、過去のものを扱っていながら、そこには懐古主義の片鱗も見えなかったことは周知のとおり。当時からそして今に至るまで、ノーザンソウルに熱狂する数多くの人たちは、ノーザンソウルに過去を見出しているのではなく、「こんな音楽があるのか」という驚きであり、つまりそれはまだ見ぬ未来だということです。
その、誰も知らなかった過去を発掘し現在に未来として呼び戻すという過激な行為を行ってきた英国ノーザンソウルDJたちの中で、もっとも過激だったのがこのブッチ氏といって間違いないでしょう!!
というわで冒頭の、氏のディスカバーリストに戻ります。
シェー!!!!!!!!!!
改めて驚愕、現在東京のファンクやソウルのブラックミュージックのクラブでも大定番となっている曲、あれもこれもこのブッチ氏が発見したものだったのです。
わたしが氏のことを知ったのは、もちろんSTUDIO VOICEのノーザンソウル特集号。
この特集号も今となってはよくこんなもんが全国の書店に並んだもんだと感心してしまいますが、ここにブッチ氏のインタビューが載っています。
「自分が最後のノーザンソウルDJだ」と氏はそこで語っています。
先ほど、ノーザンソウルに懐古主義はないと語った前言をさらりと翻しますが、ノーザンソウルムーブメントの勃興から半世紀が経とうとしている今、現在英国で楽しまれているノーザンソウルには、当時ウィガンカジノなどのクラブで遊んでいた世代が当時を懐かしんでいる面もなきにしもあらず。
そういうのが悪いとは実はぜんぜん思わないのですが(よくユーチューブなどで、おじいちゃんおばあちゃんに差し掛かろうという人がウィガンクラシックでゆるりとステップを踏んでいる姿はとても感動的です)、そういった「NORTHERN OLDIES」(発表された当時はまったく知られていなかった曲でも、20年30年もクラブでかかっていればオールディーズになりますね)の楽しみ方とは別に、ブッチ氏は現在もまだ見ぬ新しい過去「NEWIES」を探し求めているのです。
まさに、彼が「最後のノーザンソウルDJ」なのだと思います。
実は不届きなことに僕は氏のDJ未体験なのです。明日は本当に本当に楽しみである反面、その氏と共演するなんて本当、
緊張するわ!!!!!!!!!!!!!
夜風にあたりたいです!!!!!!!!
そしてレギュラーバンドSTOLEN HEARTSの昨年リリースしたシングルも、なんとブッチ氏は英国より10枚もオーダー(!!!!)されてましたので、明日ライブを見てもらうのも考えただけで大興奮です。
はっきりいって、皆さんも僕もぜんぜん知らないような曲がかかるのだと思います。
ああ、本当に楽しみ。
しかしスタジオボイスのインタビューではほかのDJを批判していたり、最初読んだ人はけっこう気難しい人なのかな・・・・ノーザンソウルって怖いな・・・・と思いましたが・・・
あ~~~~緊張します。なんか受験生の気分・・・
明日は自分にとってノーザンソウル試験!!
がんばります!
DOTS'n'LINEは明日開催です。
それではノーザンソウルでお会いしましょう!
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